犬が食べてはいけない食べ物とは?道玄坂LuLu PET CLINICがお伝えします
渋谷駅すぐの動物病院「道玄坂LuLu PET CLINIC」です。
前回は、ペットが異物や食べてはいけないものを食べてしまった時には?
という内容をお伝えしました。
これからのイベントシーズン、大切な家族であるペットも一緒に
楽しみたい♪と思われると思いますが、
命にも関わること、知識をもって気をつけてあげましょう。
◎犬が食べてはいけない食べ物とは?-ペットの食中毒を防ぐために-
【チョコレート】
チョコレートに含まれるテオブロミンという物質が犬にとって毒となります。
中毒の初期症状:落ち着きがなくなる、吐く、尿失禁、下痢など
進行すると筋肉の硬直や痙攣などが出てくる場合もあります。
【ネギ類】
玉ねぎなどのネギ類に含まれるアリルプロピルジスルフィドという物質が
赤血球を破壊してしまいます。
中毒の初期症状:粘膜部分が白くなる(貧血)、粘膜部分が黄色くなる(黄疸)など
進行すると呼吸困難を引き起こす可能性もあります。
【ナッツ類】
原因は不明ですが、食べさせると中毒症状がおこる危険があります。
中毒の初期症状:吐く、脱力感、震えなど
【ぶどう・レーズン】
原因は不明ですが、食べさせると中毒症状がおこる危険があります。
中毒の初期症状:吐く、食欲不振、下痢など
急性腎不全を起こしたり、重篤化すると死に至る可能性があります。
【キシリトール】
キシリトールが体内に吸収されると低血糖症を引き起こす危険があります
中毒の初期症状:吐く、脱力感、よだれを垂らす、発作など
進行すると急性肝不全の兆候が出る可能性があります。
わんちゃんの体の大きさによって、“食べて症状が出る量“は変わってきます。
これらの食品は量を問わず、食べさせないよう気を付けたほうが良いでしょう。
【クリニック情報】
道玄坂LuLu PET CLINIC
問合せ:03-6416-1872
診療時間:10時から13時、15時から19時
※予約優先、木曜日は完全予約制※
休診日:日曜
予約可能な近隣駐車場:
渋谷区道玄坂2-6-17 (当院まで徒歩3分)