犬が人間の食べ物を口にしない為に気を付けるべきこと・道玄坂の動物病院ルルペットクリニック
渋谷駅前の総合動物病院「道玄坂LuLu PET CLINIC」です。
前回まで犬が食べてはいけない物についてご紹介させて頂きました。
室内で飼っているわんちゃんは、
テーブルの上のものをいつの間にか食べてしまったり、
ゴミ箱をひっくり返して食べてしまったり、
買い物バッグを漁って食べてしまったり…と、
飼い主様が与えるつもりがなくても口にしてしまうリスクが多くあります。
食べさせるのを避けた方が良い食品を
わんちゃんが食べないようにするには、どんな対策をすれば良いでしょうか?
◎犬が勝手に食べ物を口にしないためにはどうすればいい?
<人間の食べ物を食べる経験をさせない>
動物にとって、人間の食べ物は味が濃く、大変美味しいと感じます。
ですが、動物に必要な塩分や脂肪分などは、人間のそれよりずっと少なく、
人間の食べ物を食べすぎると色々な健康障害を起こします。
一度口にしてしまうと、ドックフードを食べなくなり、人間の食べ物を欲しがるように
なってしまいます。
欲しがっている姿を見ると、飼い主様も与えないのがかわいそうな気持ちになってしまいます。
最初から食べる経験をさせないことが大切です。
<態度に一貫性を持たせる>
「今日は特別、次からはダメよ」というのは犬には通じません。
また、この人にねだれば貰えるということも犬は学習します。
家族皆で、「絶対に与えない」という共通認識を持つことが大切です。
<犬の届く範囲に食品を置かない>
食べさせたくない食品はもちろんのこと、ドッグフードなども
犬が勝手に袋を開けて食べてしまうという事は良くあります。
椅子を登って、段差を利用して、身軽な犬は思いもよらない方法で
食べ物の所まで辿り着きますので気を付けましょう。
年末年始は誤食をしてしまっても、動物病院が開いていない期間です。
今回「犬」と書いておりますが、これらは「猫」にも当てはまることです。
くれぐれも注意し、大切なペットと一緒に良いお年をお迎えください。
【クリニック情報】
道玄坂LuLu PET CLINIC
問合せ:03-6416-1872
診療時間:10時から13時、15時から19時
※予約優先、木曜日は完全予約制※
休診日:日曜
予約可能な近隣駐車場:
渋谷区道玄坂2-6-17 (当院まで徒歩3分)