ペットとコミュニケーションを取りながら、身体の健康チェックをしましょう!(お尻編)
犬と猫の総合動物病院、「道玄坂LuLu PET CLINIC」です。
前回はペットとコミュニケーションを取りながら体の健康チェック!ということで、
目のチェックポイントについてお届けしました。
目に関するトラブルの原因は多岐に渡りますので、「一時的なものかな?」と
放置せずに、いつもと違う様子にお気づきになられたら早めに
道玄坂ルルペットクリニックへご来院ください。
◎ペットとコミュニケーションを取りながら、身体の健康チェックをしましょう!
<お尻>
肛門腺に分泌物が溜まっていないかを確認、ケアすることが必要です。
そもそも肛門腺の役割とは何でしょうか?
犬・猫の肛門左右両側にある、肛門嚢(こうもんのう)と呼ばれる袋の中にある
臭腺のことを肛門腺と呼びます。
そこからは、非常に臭いの強い分泌液が出され、個体ごとに異なる
分泌液の臭いによってお互いの情報を認識する役割を持っています。
ペットがお互いのお尻の臭いを嗅ぎ合うのはこの為で、
マーキングで自身の縄張りを示すのにも分泌液を利用します。
分泌物が適切に排出されず溜まってしまうと、肛門嚢のなかで細菌が過剰繁殖して
炎症を引き起こし、痒みや痛みを伴うようになります。
ペットがお尻を床に擦り付けながら歩く様子は、肛門嚢炎のよく見られる症状のひとつです。
放置すると、肛門嚢破裂を起こしてしまう事もあります。
肛門腺絞りは、お家のケアとしても可能ですが、まずはペットの状態を
獣医師に見せて「必要かどうか」「気を付けるべきことはあるか」などを
確認してから行うと良いでしょう。
すでに腫れなどが見られる場合には、刺激を与えることで腺の破裂や炎症を
引き起こす危険性もある為、触らずに当院までお連れください。
【クリニック情報】
道玄坂LuLu PET CLINIC
問合せ:03-6416-1872
診療時間:10時から13時、15時から19時
※予約優先、木曜日は完全予約制※
休診日:日曜
予約可能な近隣駐車場:
渋谷区道玄坂2-6-17 (当院まで徒歩3分)