ペットの老化に伴う、身体の変化とは?渋谷駅近くの動物病院 道玄坂ルルペットクリニック
渋谷駅近くの犬と猫の総合動物病院、「道玄坂LuLu PET CLINIC」です。
前回は、ペットの老化に向き合うことについてお話しさせて頂きました。
愛するペットの一生を、しっかりサポートしたいと飼い主様はお考えになると思います。
人間同様に、ペットも高齢になってくると様々な体や行動の変化が起こりますので、
どんなことが起こり得るのかご紹介させて頂きます。
◎ペットの老化に伴う、身体の変化とは?道玄坂ルルペットクリニック
犬と猫の平均寿命は前回ご紹介しましたが、大体7歳位から「シニア」のカテゴリーに
入りますので、ペットの変化をしっかり観察して頂ければと思います。
<老化による身体の変化>
・白内障による視力の衰え
眼の水晶体が白く濁ることによって、徐々に視力が落ちてゆき、末期には失明や緑内障
などを続発する恐れがある白内障。
加齢性の白内障は7歳頃から症状が出始めます。
眼が白く濁るという変化だけでなく、加えて充血や眼をしょぼしょぼする症状がみられる
時は、緑内障も発症している可能性があります。
物にぶつかる、壁伝いに歩くなどの行動面が病気発見のキッカケになることもあります。
手術・薬での治療など、早く発見できれば治療の選択肢も増えます。
・耳が聞こえなくなる
名前を呼んでも反応がない時がある、帰っても気づいていない等、
「聞こえていないのかな?」と感じることがあると思います。
人間と同じく、老化による聴力の衰えには治療法がありません。
ただ、耳が聞こえないことの原因が老化ではなく、中耳炎や外耳炎という病気の
場合は治療が必要ですので、変化を感じた際には一度受診されることをおすすめいたします。
老化により耳が聞こえにくくなったペットには、
後ろから急に触らない、散歩時に事故に遭わないようにケアする等、
今までとは違う接し方が必要になります。
眼が見えない、耳が聞こえないとなると、ペット自身もきっと不安に感じます。
スキンシップを増やしてペットの不安を軽減するなど、これまでとはまた違った
コミュニケーションを取ってみてください。
老化に伴う身体の変化は次回も続きます。
生活の中での些細な変化や、「あれ?」と不安に思われる点がありましたら、
道玄坂ルルペットクリニックまでお気軽にご相談くださいませ。
【クリニック情報】
道玄坂LuLu PET CLINIC
問合せ:03-6416-1872
診療時間:10時から13時、15時から19時
※予約優先、木曜日は完全予約制※
休診日:日曜
予約可能な近隣駐車場:
渋谷区道玄坂2-6-17 (当院まで徒歩3分)