ペットの老化に伴う、行動の変化とは?渋谷駅近くの動物病院 道玄坂ルルペットクリニック
犬と猫の総合動物病院、「道玄坂LuLu PET CLINIC」です。
前回は、食事量が減るペットへの対応策をご紹介させて頂きました。
食器の高さ調整や、足元が滑らないような工夫を行うことで食べやすい環境を
整備できますし、小分けにするなど与え方の工夫も有効かもしれません。
ペットの様子を見ながら色々試してみてくださいね。
◎ペットの老化に伴う、行動の変化とは?道玄坂ルルペットクリニック
<認知症(痴呆)>
人間が老化に伴い認知症を発症するように、ペットにも認知症(痴呆)があります。
認知症かどうかの判断はとても難しいので、初期症状と言われる下記のような行動
が気になった場合には、動物病院へ受診されることをお勧めいたします。
・ぐるぐると同じところを回る
・狭いところに入り込んで戻れなくなる
・夜鳴きをする
・トイレの失敗が頻発する
・攻撃的になる
・フラついたり、壁に沿って歩くようになる
・呼びかけへの反応が鈍くなる・
こちらがチェック項目の全てではありませんが、「これまで出来ていたことが出来なくなる」
というは、認知症(痴呆)の大きな特徴です。
項目のひとつひとつを見ると、もしかしたら違う病気が原因の可能性もあります。
病院を受診される際は、獣医師に「いつから、どんな風に様子がおかしいのか」について
飼い主様が把握されていることを全てお話し頂ければと思います。
認知症(痴呆)は早くて小型犬だと12歳頃から、猫の場合は8歳頃から症状が出始める可能性が
あると言われています。
飼い主様に早めに気づいて頂けると、以後の対策も立てやすくなります。
次回は、ペットが認知症(痴呆)にならないために飼い主様が出来る予防策をご紹介いたします。
【クリニック情報】
道玄坂LuLu PET CLINIC
問合せ:03-6416-1872
診療時間:10時から13時、15時から19時
※予約優先、木曜日は完全予約制※
休診日:日曜
予約可能な近隣駐車場:
渋谷区道玄坂2-6-17 (当院まで徒歩3分)